母のこと

前に書いた記事を読み返したら母のことを書いていた。

二人目の出産時には夫の母に上の子を見てもらい、実母には生まれたあとに連絡した。
さすがに一度も会わせないのは、という気持ちと、今後絶縁する予定でもないし夫の両親と顔をあわせるときに気まずいかなということもあり入院中に一度は見に来てと連絡した。

ただ毎日は来ないでくれとも伝えた。
母は見舞いに来た際に涙を浮かべながらごめんねと言ってくれたけれど、そこで、いいよ、とこれまでと同じことをしてしまったらまた距離を詰められて辛くなるのはわたし。
二人目も生まれることだし、とちょっと気を許したらやっぱり無理だったという経緯もあるので、そこはこれまで以上に気をつけて距離を保った。

お見舞いから帰った後ラインがきて、困ったことがあったら私を頼って、と言われたけれど、またそう言われてしまうと「実母がせっかく頼ってと言ってくれているのにそれを突き放す親不孝の娘」にならなければいけなくなる。本当にもうこんな気持ちになるのは嫌なのに。何かあればこちらからお願いする、それまでは放っておいてくださいと返しその場は済んだ。

私には弟がいる。
弟はtwitterをやっていて、わたしはそのアカウントを知っている(そのことを弟は知らない)

昨日弟のtwitterを見たところ、弟は正月実家に帰省していたようだった。そして姉のわたしが「産後間もないから」ではなく「母親との確執で」帰省しないと解釈していた様子。
まあもちろんそれもあるのだけれど、母から弟に何をどう話したのだろうか。自分がしてきたわたしへの非常識な振る舞いは正直に話してくれたのだろうか。でもきっと弟はそれを聞いて「ひどい姉だ」と思ったのだろうからますます実家には帰りたくなくなった。弟も家庭を持つようになればきっとわかる。きっと弟の嫁は大変な目にあうだろうなと想像がつく。

ただ娘が生まれたらしばらくはイベントが続く。

お宮参りに初節句お食い初め、今年は上の娘の七五三もあるし、下の娘が1歳になれば一升餅を背負わせなければ・・・
とりあえずイベントには招待する方向性で距離を保つことにしている。

今後は「距離さえ保っておけばいい関係」と言えるようになれるといいのだけれど。
絶縁しないのであれば、いい関係である方がいいに決まっている。今は母のことを考えると憂鬱になる。こんな時間も捨ててしまいたい。