ミニマリスト的プレゼントの贈り方

断捨離をすると、人へ贈るモノも考えてしまう

学生時代のように友人の誕生日にモノを贈ることはなくなりましたが、結婚や出産、新築祝いなど、お祝いで贈り物をする機会はまだあります。
プレゼントはそのモノが贈られ、受け取られた時にその役目を果たしおわると言っても、それは受け取った側がそのモノ手放すときに考えることであって。やっぱり贈る側としては、相手が喜んでくれるモノを贈りたい。

自分がもらって嬉しかったモノ、便利だったモノを、と思っても相手にとってもそれが嬉しいとは限らない。好みだってあるし、もしかしたら同じものを持っているかもしれないし、本当は要らないのに性格的に「せっかく頂いたし・・・」と捨てることもできず、家の中のガラクタになってしまうかもしれない。

断捨離によってモノを手放した経験があると、自分だけでなく人に贈るモノについてもいろいろと考えてしまうのです。

わたしの中での定番の一つは「コト」を贈るもの

ちょっとした時に使えるのがスタバのチケット。LINEで送れるタイプのものは有効期限こそあるものの、メッセージなどもつけられるし、受け取る側も気軽に受け取れるし、と思って重宝しています。「モノ」ではなくて「ちょっとお茶でも飲んでゆっくりしてね」という「コト」を贈っているイメージですかね。
gift.starbucks.co.jp

それにカフェチケットというものもいただいた事があり贈ったこともあるのですが、これも素敵。全国版もありますが、それでも都内や首都圏近郊のカフェが多いのかな?やっぱりこちらも「美味しいもの食べてきてね」っていう「コト」を贈るもの。
www.sowxp.co.jp

ポイントは利用目的が限られているものにすること

先ほどのギフト券をはじめ、高額なお祝いを頂いてしまったときの内祝いもギフト券やカタログを利用しています。

そんな中でも意識しているのが「利用目的が限定的な」ギフト券にすること。
食器やタオルなどから始まり、お菓子、お惣菜、調味料、ユニセフへの寄付・・・とにかくその価格帯で手に入るあらゆるものが載っているカタログはもらってから選ぶまでの時間がしんどくて。早く選ばなきゃと思うのも疲れるし。もう結婚ラッシュは過ぎたのですが、ラッシュの頃は毎月、下手すりゃ毎週のように引き出物でいただくカタログギフト。欲しいものがなさすぎて、毎回とらやの羊羹を頼んでました(笑)

そうじゃなくて。
たとえば同じカタログギフトでも、お酒好きな相手にはお酒のカタログギフトにしたり。母の日にはスパやエステで使えるチケットにしたり。贈られた側が選びやすいことを意識して送っています。ビール好きな先輩にはこんなものを贈ったこともありました。渡してから家に持って帰るにも軽いし。

わたしの中でのベストは「本人に何が欲しいか聞くこと」なのですが・・・

プレゼントとしてそれはどうなのって気持ちになる人がいることも重々承知しています。プレゼントを選んでくれた、悩んでくれたその時間が嬉しいと思う人が大多数なこともわかっております。だけど、ミニマリスト的には悩んで選んだそのモノをガラクタにしたくないのです・・・。

なので、本人に「何か欲しいものある?」と聞いてしまうのが一番だとは思っているのですが、それでも相手との関係性によっては気を遣ったりしてしまうし。
今回、結婚した後輩に結婚のお祝いを贈りたいと思い、どうやって聞いたらいいか、悩みに悩みました(笑)

悩んだ結果、このように連絡しました。
「結婚祝いにストウブのお鍋をいただいてよく使ってるから、お祝いに贈りたいなと思ってるんだけど、同じようなもの持ってたりする?新居で足りないものとか欲しいものがあったら遠慮なく言ってね」

こう聞くことで
・鍋はいらないなと思ったら「お鍋は普段よく使ってるのがあって」と断りやすいかも
・本当はルクルーゼが欲しいと思ってたら「実はルクルーゼ買おうかと悩んでたんです〜」と言いやすいかも→じゃあルクルーゼにするね!ってできるかも
・全く別のものをリクエストをするにもリクエストしていい大体の価格帯がわかるかも

と、わたしなりに気を遣いました(笑)

結果、後輩からは「ストウブとか高価すぎますよ!でも使ってみたいです!!」と返事が来ました。また「グラスも100均のしかないので、お酒飲むのに素敵なグラスとかでも嬉しいです」と。グラスを選ぶセンスがわたしにあるのか不安だし、グラスって結構いただく機会も多いし、素直にストウブを贈ろうと、今色を聞いているところです(笑)

ミニマムな人間関係がこれを可能にするのかも

結局「何が欲しい?」って聞くことができる関係性の相手としか付き合いがないということがこういうプレゼントの贈り方を可能にしているのかも、と思っています。どんなタイプの人とも付き合える、いろんな友人がたくさんいる!っていう人間ではないし、SNSだけで繋がっているような友人ももういません(facebookTwitterInstagramもやめてしまいました)。これからも自分が大切にできる範囲の人たちを大切にしながら過ごしていければいいなと思っています。

にほんブログ村 その他生活ブログ 断捨離へにほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
にほんブログ村